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外国人旅行者の間で広がる「釜山シンドローム」

海雲台、そしてUH CONTINENTAL CENTERPOINT

editor_UJ

最近、釜山の街を歩いていると、以前にも増してさまざまな言語が聞こえてきます。海雲台のカフェや広安里のビーチ、チャガルチ市場の路地では、中国語や日本語、英語が自然に行き交っています。

それは、単なる感覚だけの変化ではありません。今年1月から8月までに釜山を訪れた外国人旅行者は約343万人。前年同期と比べて45.9%も増加しました。昨年、年間の外国人旅行者数が初めて300万人を突破したことを考えると、今年は8月の時点ですでにその記録を上回ったことになります。

近隣のアジア圏だけでなく、アメリカやヨーロッパなど遠距離市場から釜山を訪れる旅行者も急速に増えています。

©pexels

なかでも、ひときわ釜山に夢中になっている人たちがいます。台湾からの旅行者です。旅行プラットフォームKKdayが発表した台湾人旅行者の人気海外旅行先ランキングで、釜山は大阪に次ぐ2位にランクイン。3日以内の短期旅行では大阪を抑えて1位となりました。

一度訪れると、帰ってからも釜山のことが頭から離れず、また行きたくなる。そんな気持ちを表す「釜山シンドローム」という言葉まで生まれています。

ソウルでも、済州島でもなく、釜山。彼らはこの街で、いったい何を見つけたのでしょうか。

©pexels

1. ソウルとは少し違う、「ありのままの韓国」

韓国人にとって、釜山は昔から個性のはっきりした街でした。ソウルが新しい文化やトレンドが目まぐるしく入れ替わる巨大な首都だとすれば、釜山には港町として長い時間をかけて育まれてきた独自の魅力があります。

高層ビルの目の前には海が広がり、少し内側へ入れば昔ながらの市場や路地が姿を現します。急な斜面に沿って家々がびっしりと建ち並び、その向こうに港を望む風景も、釜山ではごく自然なものです。

人や言葉にも、釜山ならではの個性がにじみます。力強い方言のせいで、何気ない会話までけんかをしているように聞こえるという冗談から、ぶっきらぼうに見えて実は情に厚いという釜山の人々のイメージまで。急な坂道を走り抜けるバスやタクシーのスピード感さえ、オンラインではひとつの「釜山ミーム」になっています。

多少の誇張はあるにせよ、移動手段までもが街を語るエピソードになるということは、それだけ釜山のキャラクターが鮮明だということでしょう。

©pexels

そういう意味で、釜山はどこか日本の大阪を思わせます。首都とは異なるイントネーション、食への強い誇り、豪快で人情味のある街というイメージには、不思議と共通するものがあります。

東京と大阪がそれぞれ異なる日本の顔を見せるように、ソウルを旅したあと釜山を訪れた外国人旅行者も、同じ国のなかでまったく違う空気に出会うことができます。

海と市場、食と方言、昔ながらの街並みと華やかな夜景。それらが混ざり合って生まれる、ソウルとはまた違う韓国の顔。釜山という街が持つ最大の魅力は、まさにこの鮮やかな土地の個性にあります。

©IMDb

2. スクリーンが先に見つけた釜山

そんな釜山を世界にいち早く紹介したのが、映画でした。

『新感染 ファイナル・エクスプレス(原題:釜山行き)』は、原題から釜山を前面に打ち出した作品です。2016年にカンヌ国際映画祭へ招待されたのち、世界各国で公開され、大きな反響を呼びました。海外での興行収入が全体の97%以上を占めるほど、韓国外の観客からも強く支持された作品です。

また、パク・チャヌク監督の『別れる決心』では、山と海が織りなす風景がミステリアスな空気を深め、是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』では、田浦(チョンポ)のカフェ街や釜山の路地を通して、人々が暮らす街の日常の表情が映し出されました。

©BIFF 2026

映画と釜山の関係は、今や街のアイデンティティのひとつとなっています。1996年に始まった釜山国際映画祭には、毎年秋になると世界各国から映画人や観客が集まります。さらに2014年には、アジアで初めてユネスコ創造都市ネットワークの「映画都市」に選ばれました。

だからでしょうか。釜山では何気ない瞬間さえ、ふと映画のワンシーンのように感じられることがあります。山腹の路地を抜けた先に突然海が現れ、広安大橋の向こうに日が沈み、夜遅くの市場では人々が立ったまま温かいオムクのスープを口にします。

有名なロケ地をわざわざ巡らなくても、この街そのものにすでにいくつもの物語が重なっています。

©pexels

3. 釜山旅行の終着点は、やっぱり海雲台

釜山旅行で外せない場所をひとつ挙げるなら、やはり海雲台でしょう。海と都市、グルメとショッピング、散策とアクティビティがひとつのエリアに重なり合い、初めて釜山を訪れる人でもさまざまな時間の過ごし方を楽しめる場所だからです。

海を見たければ、海雲台海水浴場があります。高層ビルの間に広がる長い砂浜は、初めて釜山を訪れる人にとって、この街を最も直感的に感じられる風景のひとつです。

尾浦(ミポ)から青沙浦(チョンサポ)へ向かえば、小さな港やカフェ、刺身店が続き、さらに先へ進めば松亭(ソンジョン)へ。サーフィンを楽しむ人々が集うビーチと、少しゆったりとした空気が待っています。

©Travel-Stained, TheSmartLocal South Korea

なかでも海雲台ブルーラインパークは、外国人旅行者にとって海雲台を楽しむ新たな方法のひとつになりました。海と線路をひとつのフレームに収められる海辺列車とスカイカプセルは、SNSを通じて海雲台を象徴する風景のひとつとして定着しています。海をただ「眺める」のではなく、海に沿って移動しながら旅そのものを楽しめるのです。

海雲台が、単なる観光地から「滞在する街」へと変わりつつあることにも注目です。2026年、海雲台観光特区は韓国初の「グローバル観光特区」に選定されました。海雲台海水浴場と松亭海水浴場をはじめ、亀南路(クナムロ)、映画の殿堂、BEXCO、タルマジ峠までを含むエリアを、滞在型観光の拠点として育てていくプロジェクトです。

釜山が「一度訪れる街」から「数日間滞在したくなる街」へと変わっていくなかで、海雲台はその中心にあります。


海雲台で味わう、最も静かな休息

海雲台の海とつながりながらも、館内に一歩足を踏み入れれば、にぎやかな都市のリズムから離れ、感性に満ちた休息を楽しめるホテルがあります。タルマジ峠の入り口に佇む、UH CONTINENTAL CENTERPOINTです。


海雲台で味わう、最も静かな休息


海雲台で味わう、最も静かな休息

海雲台の海とつながりながらも、館内に一歩足を踏み入れれば、にぎやかな都市のリズムから離れ、感性に満ちた休息を楽しめるホテルがあります。タルマジ峠の入り口に佇む、UH CONTINENTAL CENTERPOINTです。

海雲台海水浴場までは徒歩2分。外へ出れば海やカフェなど、海雲台らしい風景がすぐそこに広がります。一方、ホテルの中へ戻れば空気は一変します。

東洋的モダニズムをベースに仕上げられたインテリア、落ち着いた素材使い、ゆとりある客室が、旅のテンポをひと呼吸ゆるめてくれます。

なかでも目を引くのが、客室内に設けられたプライベートジャグジーです。2名用の客室から4名、6名、7名まで、多彩な客室タイプにスパを組み合わせ、ホテルの中で心ゆくまでくつろげる時間をつくり出しています。

なかでも目を引くのが、客室内に設けられたプライベートジャグジーです。2名用の客室から4名、6名、7名まで、多彩な客室タイプにスパを組み合わせ、ホテルの中で心ゆくまでくつろげる時間をつくり出しています。

なかでも目を引くのが、客室内に設けられたプライベートジャグジーです。2名用の客室から4名、6名、7名まで、多彩な客室タイプにスパを組み合わせ、ホテルの中で心ゆくまでくつろげる時間をつくり出しています。

慌ただしい旅の一日を終えたあと、温かい湯に身を沈めながら一日を振り返る時間は、海辺を歩くのとはまた違った魅力があります。

1階の韓国料理レストラン「HWAON(ファオン)」では、温かな韓国式の釜飯で一日をスタート。2階のカジュアルラウンジと3階のワンダーラウンジでは、大人から子どもまで楽しめるさまざまなコンテンツが用意されています。

1階の韓国料理レストラン「HWAON(ファオン)」では、温かな韓国式の釜飯で一日をスタート。2階のカジュアルラウンジと3階のワンダーラウンジでは、大人から子どもまで楽しめるさまざまなコンテンツが用意されています。

1階の韓国料理レストラン「HWAON(ファオン)」では、温かな韓国式の釜飯で一日をスタート。2階のカジュアルラウンジと3階のワンダーラウンジでは、大人から子どもまで楽しめるさまざまなコンテンツが用意されています。

そして一日の終わりに待っているのが、4階の「BOOK & BARREL LOUNGE」。自由に本を読んだり、会話を楽しんだりしながら思い思いの時間を過ごせる空間で、夜の「Whisky Hour」にはウイスキーを無料で楽しむこともできます。

釜山を訪れる海外旅行者が増えるなか、UH CONTINENTAL CENTERPOINTもまた、さまざまな国から訪れるゲストが滞在するグローバルなホテルへと歩みを進めています。

釜山を訪れる海外旅行者が増えるなか、UH CONTINENTAL CENTERPOINTもまた、さまざまな国から訪れるゲストが滞在するグローバルなホテルへと歩みを進めています。

海をすぐそばに感じながらも、そのにぎわいからは少し離れていられる場所。東洋的な美意識に触れながら、どこか馴染みのある心地よさのなかで休める時間。

もしかすると、人々を「釜山シンドローム」にさせる理由は、もう一度この街を訪れたくなる、そんな一日にあるのかもしれません。